LABO!とは


故如月小春主宰の劇団NOISEの俳優たちによって1998年にスタートした演劇ユニットです。古典・現代、国内・海外のすぐれた既存戯曲を現代人のドラマとして再評価・再構築する公演を続けています。

 



私たちがたいせつに考えていること


はじめに私たちは考えます。

戯曲の言葉は「自己表出※」すなわち詩的言語なのだ。それは声に出しただけでは意味を成さない。生身の「身体」=「自己」を起点に「衝動」と結びついたとき、突如として聞く者の胸をえぐる「声」となるのだと。

 

そのため次に考えます。

身体が空間にしっかりと実存することが必要なのだ。俳優(個々の人間)の存在が、その身体性のままに、それぞれの多様性のままに、その場で肯定されうるような演劇の方法が必要なのだと。

 

そして最後に。

光、音、映像、衣装、美術、参加する全てのマテリアルワークもまた、その作品のテーマに沿って作品の本質を表現しつつ、自立した表現体であるような自由な共同作業の現場が条件なのだと。

 

私たちは考えています。

 


※「自己表出」は、思想家吉本隆明氏の用語で、言語の機能のうち、意味を伝達する「指示表出」に対義する語。 つまり、「自己表出」とはただの意味伝達ではないである。