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LABO! Volume 16

 

ANOTHER

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如月小春クロニクル
チラシ オモテ

越えられます!

きっと越えていけます!

これしきの壁じゃありませんか。

叙情的なイメージと重層的な世界観が特徴の〈如月小春・劇団綺畸時代の作品群〉。

なかでも「ANOTHER」は、彼女の〈心の空間論〉をテーマとした傑作戯曲です。

圧倒的な都市社会のなかで絶望的に〈つながり〉を断たれている匿名の〈個〉たちが、

〈心〉の壁を超えようとさまよう群衆劇。

はたして壁の向こうの「別の世界」はあるのか?

〈私〉とは別の「他の誰か」はいるのか?

日時

2020年4月

3日(金)15:30開演 19:30開演

4日(土)14:00開演 18:00開演

5日(日)14:00開演

開場は開演の20分前です。

開演後は演出の都合上、入場をお待ちいただく場合があります。

余裕をもってご来場ください。

 

チケット

一般前売 4,000円 

一般当日 4,300円

学生 2,500円(学生証提示/前売当日共)

日時指定・全席自由・整理券は開演の1時間前から配布します。

 

チケット取り扱い

www.ilaboyou.com/book-ticket/

 

会場

せんがわ劇場

https://www.sengawa-gekijo.jp/

〒182-0002 東京都調布市仙川町1-21-5

京王線仙川駅より徒歩4分

 

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テキスト

如月小春

構成・演出

堀内 仁

音楽・演奏

 Darie

近藤達郎

 

出演

瀧川真澄

高橋和久

甲斐智堯

中村優子

桑原良太

高木愛香

牧野隆二

栗山辰徳

吉田真優

阿部真澄

伊木哲朗

小池亮介

高橋真紀

片桐久文

竹内晶子

 

 

 

映像

武内秀光

衣装

ひろたにはるこ

振付

中村優子

照明

黒尾芳昭

音響

青木タクヘイ

舞台監督

伊倉広徳

如月小春撮影

上牧 佑

制作協力

片桐久文

制作補

星見華理奈

協力

柳沢三千代

制作

LABO!

 

 

Q さて『ANOTHER』と言うのは「もうひとつの…」とか、「別の…」という意味だと思いますが、いったいどのようなお芝居なのでしょうか。

J どうもJです。まずは、如月小春の劇作活動全体について話させてください。その活動は20年ほどですが、前期と後期に分けるとすると劇作方法の違いから、劇団綺畸の6年間と、NOISEの14年間とに分けられます。前期は、演出よりも劇作に注力した時期で、叙情的なイメージと重層的な世界観の作品が特徴です。総じて台詞が詩的で、修飾語が多く、そこに唐十郎や野田秀樹の影響を指摘する研究者もいます。それに対して後期は劇作とともに演出にも一貫した方法を持ち込み、台詞はミニマムに切り詰め、演出においては身体性を重視し、普遍的で多義的な世界を目指しました。

Q 劇作活動の間に大きな転換点があったということですか。

J その通りです。しかし転換したのは方法であって、彼女のテーマは20年を通して変わることなく、常に一貫していたことが『如月小春クロニクル』の上演からも明らかにされています。

Q なるほど。で、『ANOTHER』ですが……。

J 『ANOTHER』は、その前期の傑作の一つと言えるでしょう。もう一つの代表作『家、世の果ての…』が如月小春の「心の時間論」を表現しているとすると、『ANOTHER』は「心の空間論」を表現している、というのは、わたくしの私論ですがあながち間違いではないと自負しています。

つまりこういうことです。〈私〉の心に棲んでいるのは〈私〉だけだ。だとしたら、その〈私〉の「心の空間」が、他の誰かの「心の空間」とつながってたり、重なってたり、交わってたりするなんて、そんなこと、ナイーブに信じるなんてどうしてできるだろう。いやできやしない。〈私〉と〈他者=別の私〉の間には乗り越えられない〈壁〉が頑然と立っているのだ。これがこの作品のメインモチーフです。

Q 分断された現代社会とも共通するテーマですね。

J はい。しかも群衆劇なのです。視野を広げれば、圧倒的な都市社会のなかには絶望的なまでに〈つながり〉を断たれている、匿名の〈個〉たちがいっぱいいる。『ANOTHER』は、それらが、あがき、苦しみ、〈心〉の壁を超えようとさまよう群衆劇なのです。

はたして〈私〉とは別の「他の誰か」はいるのか?

壁の向こうの「別の世界」はあるのか?

今回は、2020年の東京を生きる現代の俳優たちの肉体と感性をもって、〈分断の時代〉に上演を試みようと、LABO!のメンバーもかなり意気込んでいるようですよ。

Q 楽しみですね!