一粒の麦は、
地に落ちて死ななければ、
一粒のままである。
だが死ねば、多くの実を結ぶ。
+++原作+++
T.S.エリオット
世阿弥
ほか
+++翻訳+++
堀内 仁
瀧川真澄
+++演出+++
堀内 仁
+++音楽演奏+++
近藤達郎
+++出演+++
瀧川真澄
平川和宏
牧野隆二
中村優子
西尾早智子
大窪 晶
堀内 仁
+++歌+++
二見 忍
+++歌作曲+++
Darie
+++振付+++
中村優子
+++衣裳+++
ひろたにはるこ
+++照明+++
黒尾芳昭
+++音響+++
古川直幸
+++舞台+++
伊倉広徳
+++制作+++
LABO!
【 日 時 】
6月6日(金)
14:00開演/19:00開演
6月7日(土)
14:00開演/18:00開演
6月8日(日)
14:00開演
開場は開演の30分前
【 会 場 】
絵空箱
有楽町線「江戸川橋」駅より徒歩2分
東西線「神楽坂」駅より徒歩9分
〒162-0801 東京都新宿区山吹町361 誠志堂ビル1階 Tel:03-6265-0825
【 チケット 】
日時指定・全席自由席
開演の45分から整理券を配布
・前売4000円+1ドリンク700円
・当日4500円+1ドリンク700円
・学生2500円+1ドリンク700円
・全席自由席です。
・開演の1時間前より整理券を発行し、開場時に整理券の番号順にご入場いただきます。
・開場は開演の30分前です。
・開演後は、演出の都合上、入場をお待ちいただく場合があります。余裕をもってお出かけください。
【 お問合せ 】
labo@happy.email.ne.jp
「ソライロノハナ」は、
空に咲く美しい魂のことです。
第8集「荒地篇」は、
死者の無念をすくい上げて語らせる
世阿弥の夢幻能と、
市井の生の活力あふれる狂言、
そして、
第一次世界大戦後の荒廃した世界のなかで
再生を求めて書かれた
T・S・エリオットの長編詩「荒地」、
これらを融合させて創りました。
2025年の現在、
世界は荒廃しています。
理不尽な暴力が、
至る所でかけがえのない生命を
押し潰しています。
そのなかで、エリオットの「荒地」が
大きな意味を持って立ち上がります。
「弔われない存在」を
「弔うべき存在」として捉え直す
世阿弥の思想も、
荒廃した精神の救済を願う、
エリオットの思想に通じます。
日本の古典と
西欧モダニズムの詩が、
人間の魂を見つめる地下水脈で
繋がります。
荒廃のなかで希望を求めること
―それが「荒地篇」の願いです。
ぜひ劇場で、
LABO!の新たな試みを
お楽しみください。